2017年7月29日土曜日

自分さん13 すべての感情は快楽なのだ。そこに気づきなさい。

358:自分◆3wwHKM8d6k:2013/07/01(月)NY:AN:NY.ANID:4cFYjsMb

今夜はとっておきの「秘密」をお伝えしようか。
これはまさに奥義である。

あなたの感情はなんと、あなたの中にすべてあるのだ。

つまり嫌な上司に苛立ったとする。
あなたは上司から苛立ちを与えられたと感じている。

違うのだ。
あなたの中の多彩な無限の生み出す力によりそのいらだちは最初からあったのだ。
上司との出会い、交わした瞬間によりあなたはそれを自ら生み出した。
というより、出て来れる切っ掛けが出来たのだ。

以前にも書いたが、あなたがいまサッカーに興味があり
5年後にはサッカーに飽き、テニスに興味があり、
いずれテニスに飽き、その後はラジコンに興味が出たとき
それら興味の対象がなんであれ、あなたの中のワクワク感は同じものである。
つまり対象など必要ないのだ。あなたの中の感情が起こされる切っ掛けがほしいだけなのだ。

あなたの中にすべてある。

ではあなたが好ましいと感じる、いわゆるポジティブな感情を
自在に引き出せるようになれば、あなたは常に幸福の絶頂にいるだろう。
もちろん「趣味」といわれる外的要素など、なんの意味もないことに気付く。幻を見破っている。

あなたは何もせずとも、常にワクワクしているのだ。根拠という理由は必要ない。
さらに普段ネガティブと感じていた出来事に遭遇しても、それをワクワクが引き出される
トリガーにすることも容易なのである。

すべてあなたの中にあるのだ。高級外車も最高の異性も、リッチな暮らしも、
すべてあなたは持っているのだ。
その意味を今夜は解説していこう。


359:自分◆3wwHKM8d6k:2013/07/01(月)NY:AN:NY.ANID:4cFYjsMb

高級外車が欲しいとして、それはどんな感情なのだろう?
最高の異性との永遠や切望する最高の暮らしが叶ったとして、それはどんな感情なのだろう。
その感情を仮に「A」とする。

前述したとおり、「A」はあなたが生み出す物だ。
外的要素は単にあなたの中にあるものを発生させる切っ掛けを与えるに過ぎない。
では高級外車も最高の異性も暮らしも、何の力もないことがわかる。
実際それらを手にしても、いずれ喪失への恐怖、飽き、さらなる渇望などの苦しみが生まれるだろう。
なぜならば、ただの「きっかけイベント」でしかないからだ。

ということは、あなたが自在に「A」を生み出すことができれば
結果的に、高級外車や最高の異性や暮らしを得ていることと同じ境地に立っていることになる。

さらに凄いことがわかってくる。
あなたの外部にあるすべてのものは、あなたの感情を起こす「きっかけイベント」なので
目の前のタンスも椅子も、鉛筆もテレビも通り過ぎる人々も雑誌の流行アイテムも
それらが何の力も持たない、つまり、それらは「ない」のだ。

なぜならば、あなたが何かを見たとき、触れたとき、聞いたとき
かならず心の中で何かが生み出されている。
その生み出した「それ」こそが、あなたが見た、触れた、聞いた、「それ」なのだ。

あなたが椅子に見えている、私はそれが鉛筆に見えているのだ。
実在は「それ」というコードがあるだけで
その解釈はあなたの中の翻訳機が行っている。

つまり「感情」があなたの世界を形成しているのだ。とてもリアルな話である。
すべて「A」にすればよい。


360:自分◆3wwHKM8d6k:2013/07/01(月)NY:AN:NY.ANID:4cFYjsMb

物や出来事を認識する。
認識とは何か、それは感情である。

感情は波動である。
目では見えない。数値で表すこともできない。
内臓器官でもないが、あなたの中にある。常に生まれ、そして消えていく。

単に固いや冷たいを認識する小さな感情から
体を蝕むほどの病気を生む大きな感情まで
あなたは感情発生装置である。

感情に思考が含まれると「苦」になる。
つまり冷たいものを感知したとき、
頭の思考で「うわ、冷たい物を触ってしまった!!凍傷になったらどうしよう!?これはまずい」
と妄想、つまり幻に幻を与えていく。
正直、これが必要ないものだ。

ただ感情だけでよい。それを思考につなげない。


362:自分◆3wwHKM8d6k:2013/07/01(月)NY:AN:NY.ANID:4cFYjsMb

すべてに感謝をしなさい。
すべてはあなたの中にある「感情」を生み出す切っ掛けの役割を持っている。
ただそれらに頼ってはいけない。
それは自分を外部に同一化することになる。永遠のゴールのない苦行が待っている。

あなたの頭の中のおしゃべり。
にぎやかな通りを歩けば、どれだけあなたの頭の中はおしゃべりを続ける?


387:エゴの申し子:2013/07/02(火)NY:AN:NY.ANID:Ay1r+UvK
自分さんの事すごく解るんだけどさ。
でもさ...、この考え方、サラリーマンしてたら無理だよね?
それもスパっと諦めれたらいいんだけど。

そしてひとつ、ひっかかるのが目的も趣味も諦めるなら、達観する前に鬱になりそうだ...。
一応、目標もって頑張れば失敗しても教訓として残るし、何より後悔しなくてすむ。
死ぬ間際、もしあれを死ぬ気でやってれば自分はああなってたかも...てのが
願望を叶えられなかった悔しさより遥かに悔しいと思うんだな。
それまでに自分さん程、達観できればいいけど。



388:自分◆3wwHKM8d6k:2013/07/02(火)NY:AN:NY.ANID:uS+0Jmec

>>387
ふふふ。あなたは奥底ではわかっているのだろう。
つまり、その引っかかっているものを捨て去ればよい。

捨て去り、その後あなたの人生にどのような展開を見せても
それはそういうものなのだ。

あなたは「あのとき捨てたから、今があるんだ。」それが理解できるだろう。

つまり、あなたは「結果」に守られている。
あなたの大いなる自分、神、本来の自分、それはつまり結果の自分である。
以前にも書いたが未来から今を見据えなさい。
そうすれば、未来も今も過去も分け隔てるものの境界が消えていく。

サラリーマンで妻子を抱えて四苦八苦した生活を送っているのならば、
なぜ四苦八苦しているのだ?
それをやめてもいいし、続けてもいい。
あなたには、いわゆる「結果」があなたを守ってくれている。
それに気付きなさい。

20年前の少年時代を思い出しなさい。
受験やら進路やら、日常の出来事に対して悩みも不安もあっただろう。
何かを目指していただろう。

だが決して成功をおさめる必要などなかったと
いま、そこにいるあなたは知っている。

いまのあなたは、少年のあなたにとって「全知の神」である。


390:自分◆3wwHKM8d6k:2013/07/02(火)NY:AN:NY.ANID:uS+0Jmec

>>389
パラレルワールドなど称される話のことだな。
そんなものはない。

あなたが進んだいまその場所がすべてだ。
あなたがそれ以外を選ぶことは、ありえない。
なぜなら、いまそこにいるからだ。


392:自分◆3wwHKM8d6k:2013/07/02(火)NY:AN:NY.ANID:uS+0Jmec

一体どれだけの奇跡を起こしながら、
あなたはそこにいるのだろうか。

いまそこにいるのは、度重なる偶然の出来事の繰り返しだろう。
決断した判断により、たまたまそこまで行き着いたのだろう。

大きな抽象視野で見れば、つまり結果から見れば
奇跡も偶然もなく、必然だったことがわかる。

あなたが、7年と3ヶ月13日前の午後18時21分に、
あの道を歩き、名前も知らないおばさんとすれ違ったという出来事も
必然だったのだよ。

それら必然があるから、いまのあなたがそこにいる。

私の話、そして数あるスピリチュアル、仏教などは
あなた方が「当たり前」と思い込んでいるすべてを
ひっくり返すところからスタートする。

そうして初めて「気付く」のだ。


394:エゴの申し子:2013/07/02(火)NY:AN:NY.ANID:Ay1r+UvK

>>388
我はエゴの申し子なので失礼があれば申し訳ないので先に謝罪しておく。ごめんなさい。
未来から見据えるは納得だ。しかしそれは目的とどう違うんだ?
仮に幸せな家庭を夢みたとしよう。

その結果を想像すると、やるべき事、やった方がいいことは自然に見えてくる。
後は困難だが、実行に移すだけだ。結果を強く想像すると体が協力して勝手に動いてくれることもある。

あのとき捨てたから今が在る。それは逆にあの時、頑張りまくったから今が在るともいえる。
例えば、簡単とはいえない試験に受かったような時。実務や金銭面じゃ
全く役に立たなかったとしても「自信」という何より得難いものをえる。

こいつだけは言葉で言い聞かせるより一回きりでもいいから
頑張りまくって結果をだしたほうが圧倒的に早い。
役に立たない資格と違い、その「自信」は何にでも役に立ってくれる。
いわば人生のパスポートだ。

>>少年のあなたにとって「全知の神」だ。

その通りだ。歳をいけば忘れる知識ではなく経験による知恵が得れた。
それは執着もし頑張りまくって失敗し諦めた経験あってこそ、今が在ると思える。
我々は実は対なのではないか???



395:自分◆3wwHKM8d6k:2013/07/03(水)NY:AN:NY.ANID:yGuXYTJz

>>394
あなたが自ら選び進んできたという「錯覚」を見抜きなさい。
上でも触れたが「度重なる偶然」がいまのあなたを、そこへ運んできた。
だがそれらは偶然ではなく必然である。

あなたが幸せな家庭を夢見るのであれば、そういうあなたがそこにいるだけだ。
あなたが世界に破滅をもたらせたいという思いを持っているならば
そういうあなたがそこにいるだけだ。

それらは、あなたをそこへ運ばせた「それ」が
あなたを形成していることになる。これも以前書いた通りだ。

では、あなたがいま望む「理想の世界」や
あなたが自負している「過去の経験による自信」は
誰が、あなたにそう思わせているのか。

それは過去のあなただ。

例として、昨日までのあなたをいまのあなたとは、別人として捉えてみなさい。
その別人が、今日のあなたに、その知識を教えてきたのだ。
それを鵜呑みにしているあなたが、いまそこにいる。

では実際のところ、あなたとは何なのか。
あなたの理想とはなんなのか。
あなたのこれまでに起こった成功や失敗は、果たして本当に成功や失敗だったのか。

すべては幻である。
あなたは「あなたの人生」という箱庭の中で、勝手に四苦八苦しているだけだ。
そこに答えを求めても、それはあなたが用意した答えがあるだけだ。
問いの時点で答えである。



396:自分◆3wwHKM8d6k:2013/07/03(水)NY:AN:NY.ANID:yGuXYTJz

あなたの人生は、あなたそのものである。
つまりあなたが疑問を持ち、答えを求めても
あなた基準の納得した答えがやってくるだけである。

私があなたの納得のいかない答えを返したり
あなたに納得の行かない出来事が起こったり、

それらは、あなたにとって「納得のいかない」という存在である。
つまり棄却するだろう。それがあなたにとっての答えだ。

つまり、答えはあなたの中にある。


397:自分◆3wwHKM8d6k:2013/07/03(水)NY:AN:NY.ANID:yGuXYTJz

言い換えれば、答えなどないのだ。
「答え」という概念を勝手に作っているだけである。

あなたがルールであり、世界である。
あなたがOKとすればOKであり、好きとすれば好きなものなのだ。
すべてあなたの基準である。

前にも書いたが、エベレストに行こうが
深海に潜ろうが、常にあなたは「あなた」といる。

この非常にくだらない、実に単純なシステムに多くの人が気付かない。
すべて、あなたの中のお話なのだよ。この2ちゃんねるの書き込みもね。


2017年7月22日土曜日

自分さん12 「脱却プロセス」と「世の仕組み」について

277:自分◆3wwHKM8d6k:2013/06/28(金)00:32:08.61ID:6lw0Y4Qf

脱却プロセス

1.今に在る(目の前の出来事しか察知できない野良猫のように在る)

2.その状態を認識してる「それ」に気付く見たり聞いたりするのを感じてる何かがある(観照者)

3.自分以外のすべて「物」や「他人」「出来事」「におい」などが自分のためだけにあることがわかる。(制覇)

4.つまり世界も人生も、日々起こる出来事も「自分を形成するパーツ」であることがわかる

5.金持ちや成功者、幸せな夫婦を見ると、それが自分であるとわかる。(ワンネス)

6.従来体験して得られた快楽が「体験をせずに」得られる(簡単に作れる)ことがわかる(無限の豊かさ)

7.あれ?貧乏でも独身でも問題ないじゃん、てことに気付く。世界が自分であり、その世界を生かすことに目がいく。

あなたの世界を救われる方向へ生かしなさい。それがあなたの役割だ。
狂気に満ちた世界にするのも構わないがね。
ただあなたの人生がサイコなサスペンス映画になるだけだ。


278:自分◆3wwHKM8d6k:2013/06/28(金)00:44:42.91ID:6lw0Y4Qf

世の仕組み

大きなステージがある。あるがままの物体や出来事がある。
それら物体や出来事にそれぞれ「見え方」を持った個人の世界が人の数だけ点在する。

天気や波のように、周波数を持った「出来事」が常々起こる。
すべて生まれ消え行く。(そのように見えるだけ)
そんな波に漂っているのが個人意識の世界。

※細かく解説すればすべて実体はない。(ミクロ→マクロ)が、ここでは割愛する。

277と併せて、わかりやすく書けばこのような感じが「世界」である。


では、あなたは何をするのか。
苦しんでもいいし、楽しんでもいい。何もしなくてもいい。
ただ世界を味わうだけだ。それ以外にない。
散々味わい尽くして、最期に満足すれば良いだけのこと。

とにかく結果(最期、死、保護ネット)が必ず用意されているので
安心して突き進めば良い。何をしたって良いのだよ、犯罪も挑戦も。
すべてあなたの人生だ。


302:名無しさん:2013/06/29(土)08:34:00.44ID:+tYfTuoZ

金を使って物質世界を楽しみたいのに
金がなければ経験できないじゃないか。

悟ってどうするの。

楽しみながら働いて金ができて金を使って楽しむ。
これが本来の自分の役割。
自我も喜ぶ、本来の自分も喜ぶ、それを経験してーンだよ。


306:名無しさん:2013/06/29(土)14:27:12.50ID:Umz9lFvO

>>302
本来の自分の目的はこの物質世界に生まれる事じゃないかな。
生まれてから苦しむか楽しむかは自我の自由だと思う。


307:名無しさん:2013/06/29(土)14:57:27.10ID:+tYfTuoZ

>>306
そうか、本来の自分がじぶんを作って物質世界という映画を鑑賞しているだけなんだな。
自我というものを作って感情を楽しんでいるんだ。

わかった、そっちがその気なら遠慮はしねー。
金持ちになってヒーハーしたる。
自我を観照して知らんぷりしたる。
酒じゃ酒じゃ酒もってこい。

脱出のためなら~自我をもなかす~。♪
古いかw



313:自分◆3wwHKM8d6k:2013/06/30(日)00:26:45.64ID:g/ESI5JT

ふふふ、みんなやっとわかってきた感じだね

その通り、やりたいことを「ただやればいい」のだ。
すべてあなたの中のお話だからね。

ひとつヒントをあげよう。
怒りや理不尽、不安などの感情をわき上がらせる出来事、他人の言動などに遭遇したとき
それらの感情が湧いて出る刹那、快楽を感じていることに気付きなさい。

怒り、それは単に怒りたいのだ。
怒りという欲求が満たされたその瞬間、あなたの意識は狂喜している。
ただし、その後の一般的に認識される「怒りの状態」は単に思考の記憶、残像だ。

これは大きな気付きとなるだろう。
つまり、人生、快楽しかないのだ。


346:自分◆3wwHKM8d6k:2013/07/01(月)NY:AN:NY.ANID:4o4Tn6et

アイデンティティを捨てなさい。
そして、あなたから発する力を世界に与え続けなさい。

アイデンティティ。
つまり、あなたは「俺ってこういう自分」をすべて破棄する。
主義、特技、好きな物、考え方、スタイル、など
それら「あなたを構成するすべて」を破棄するのだ。

意識上の破棄である。
つまりそれらに囚われた選択を今後一切行わないということだ。

例えばあなたが簿記の資格を持っているとする。
求職中ならばとうぜん資格を生かせる仕事を探すだろう。
あなたがギター好きな趣味があるとする。当然、その趣味に応じた時間を作るだろう。
それらは執着である。それらに囚われることにより、あなたの人生の可能性は狭まっていく。

アイデンティティは、無限の可能性に制限を与える。
つまりあなたは、なんだかよくわからない、なにが目的なのかもわからない
どういう理由でそこにいるのかもわからない、ただ存在しているだけ、主義主張もない。
そのようになれということだ。それは解放を意味する。

そのように漂っているだけのあなたが無限の存在である。
なぜならば一切の制約を持たないからだ。どのようにも在ることができる。
主張がないから求めることもない。

逆に、世界へ「あなた」を与え続けることにより、
あなたの世界は素晴らしいものへ変容していくだろう。
自分の主張、主義、こだわりなどを一切捨てなさい。
夢も目標も目的も理想もなにもいらない。そんなものがあるから苦しいのだよ。

何の技を磨き、こだわりの自分を作るということは苦しみである。
単なる自己制限、マゾヒズムだ。


347:自分◆3wwHKM8d6k:2013/07/01(月)NY:AN:NY.ANID:4o4Tn6et

幻想に楽しみを見いだせない人生なんてつまらない、
そういう意見がよく出てきている。
だが、あなた方はそれらを求め続けてきた結果
スピリチュアルにすがっているのではないか?
よくわかっているはずだ。

新しい遊びを見つけたとしよう。
いずれ飽きがくる。
その遊びに金や時間をつぎ込んでいれば
あなたはつぎ込んだ見返りを求めるようになる。
求めればアウトだ。

それらは「外部」つまり幻想に
自分を同一化しているから苦しみを生んでいるのだ。
自分ではないものを、自分としようとしている。

自分を生きなさい。あなたの中で本当に喜ばしい状態を見つけなさい。
それは外部への執着ではないはずだ。スキルや理想の自分ではないだろう。
単にいまのあなたが、何となく簡単にできること、それが答えである。

あなたは外部の「何にもなってはいけない」、そして外部に「与え続けなさい」


348:自分◆3wwHKM8d6k:2013/07/01(月)NY:AN:NY.ANID:4o4Tn6et

ちなみに書いておくが、与えることはモラルの範疇ではない。
例えばダークナイトというバットマンシリーズの映画があるが
登場するジョーカー、彼にはアイデンティティがない。
金を求めるわけでもなく、ただ世界へ混沌を「与え続けている」だけだ。

だがそのおかげでバットマンの存在意義がある。
つまり対の関係である。すべては対。「対でひとつ」だ。
これも覚えておきなさい。

ジョーカーがただ存在しているだけでバットマンが存在できる。
バットマンが存在しているだけでジョーカーが存在できる。

彼らは本来何も求めなくてもいい。(バットマンは求める傾向にあり、それにより苦しんでいるが)
ただ存在して、自ら世界に与えるだけで何かを存在させることができているのだ。

犯罪者がいるから社会が成り立っている。
もし犯罪者の彼らに罪悪感があれば、それは求めているからだ。苦しみだろう。
だが罪悪感のない犯罪者は、ただ自らを全うしているだけだ。
罪悪感のない犯罪者とは、ただ普通に暮らしている我々のことである。


349:自分◆3wwHKM8d6k:2013/07/01(月)NY:AN:NY.ANID:4o4Tn6et

徹底的にアイデンティティを排除しなさい。そんなもの苦しみしかもたらさない。
アイデンティティを捨てたとき、従来感じていた「自分」が消えるだろう。
当たり前だ。それが怖くて、一生懸命にアイデンティティを築き上げてきたのだろう。
学歴、職業、ポリシー、ファッション、趣味、夢。

だが捨てなさい。
あなたが理想とする楽園は、あなたが思っていることとは、まったく逆だ。
あなたがこれまで信念としてきたこととはまったく逆なのだ。
自分を作り上げるために頑張る必要もない。それをすれば苦しみがある。

我々は二元性の世界に生きている。
だから幻想を見る。
だが二元性の本当の意味は、バットマンとジョーカーのごとく
あなたの存在が他者を生かすということだ。
それは「与えている」ということだ。

ゴキブリがいるからゴキジェットがある。
それどころか、ゴキブリの出ない暮らしを送ろうという意識が生まれる。
つまりゴキブリがいることで、何か多くの物が生まれるのだ。
だから存在しているだけでいい。

世界を加速させたいならば、能動的に与え続ければよいだろう。
そうすればあなたの世界は存在意義に満ちた世界になる。

そこには空虚も退屈もない。
あなただけの楽園が現れる。


350:自分◆3wwHKM8d6k:2013/07/01(月)NY:AN:NY.ANID:4o4Tn6et

そうすれば自ずと理解できるだろう。
あなたはすべてを手にしていたと。

あなたにとって「何かを得たい」という所有観とはなにか。
境界線はどこにある?
あなたの家の中にそれがあれば、あなたのものなのか?

家の外あってもあなたのものなのだよ。
触れることがすべてではない。
だがあなたのものだ。

スピリチュアルや仏教、聖書に記された数々の言葉、
それらはつまり、意識改革のことだ。
要は、考え方を変えろ、どれもがそう言っている。単純な話である。

問題は頭で理屈を理解しても、実際にそれが
暮らしの中で永続できるのかということだろう。
だが、そのコツが仏教なりキリスト教なり、
クリシュナムルティなり、ラジニーシなりの教えだ。

つまり簡単なことだ。
「自分」を一切作らず、何でもいいから世界に与え続ける。

それだけであなたはすべての苦しみから解放され、世界は楽園となる。
自分を「作らない」ことに徹すれば、自分が消える感覚になるだろう。

あなたこそが世界そのものになる。
すべてはジョークであり、クレイジーであり、セクシーだ。


351:自分◆3wwHKM8d6k:2013/07/01(月)NY:AN:NY.ANID:4o4Tn6et

最後にもうひとつ。

「得るのは難しいが、捨てるのは簡単」

これまで作り上げた「あなた」を完全に捨て去りなさい。
そして今日からは「何もないあなた」で世界を生きなさい。
そうすればあなた自体が世界であると、簡単に気付けるだろう。

これまで信じてきたことは全部逆であることを私は教える。
幸せになりたければ、何も目指さないことだ。
世界はあなたである。
世界を制覇しなさい。非常に簡単なことだ。


352:自分◆3wwHKM8d6k:2013/07/01(月)NY:AN:NY.ANID:4o4Tn6et

すべてのアイデンティティを捨て去るということは
すべて捨てた「今日のあなた」すらも明日は捨て去るということだ。

捨て去った自分に固執してはならない。
常に捨て続けなさい。あなたはカラだ。つまり「空」だ。

理解の低い者は、この話を現実からの逃げ道として受け取るだろう。
まあそれも良いだろう。

だがあなたの生きている「その現実」の中で
まずは自分の形成している外部要素、その信念、
つまりあなたを一旦捨て去って生きてみなさい。
辛い現実と思っていた世界が、一気に晴れ渡っていることに気付くだろう。