2017年5月12日金曜日

自分さん04 幻想の世界で生きているならば、都合良く概念を書き換え、大いに楽しむこと。

750:名無しさん投稿日:2013/06/14(金)21:12:24.95ID:gF9MI9z/[9/19回]

さて今夜はあなたたちが必死に囚われている「概念」について話してみようか。

2ちゃんねるで交わされる文字だが、
そこには「文字という直線や曲線で構成された形状」があるだけだ。
会話にしても「音波」が繰り返し行き来しているだけだ。
そこに「内容」が入るから、それぞれの無機質なカタチは色を持つことになる。
それこそが、概念といわれるものだ。

あなたの目の前には、様々な「物体」があるだろう。
「パソコン」という名前を与えられ、使い方を与えられ、役割を与える。
「ティッシュ」という名前を与えられ、役割を与える。
だがそれら「内容」がなければ、単なる物体である。
さらに「物体」という視覚情報すらも「内容」であり、それすらも認識しなければ
何もない状態となる。これが「無」である。

このスレッドの意見の交わし合いもわかるとおり、
所詮は文字という形状が並んでいるだけである。
だが、この文字の羅列は「青」という内容であるらしく、
こっちの文字列は「赤」という内容らしい。

だから「それぞれが違うものである」と主張をしているようだ。
だがどちらも単なる文字だ。黒い直線や曲線が重なり合った絵のようなものだ。

これは何を意味しているのか。
どれだけ「分離」を作り出しても、しょせんは大きな枠組の中であるということだ。
日本語が読めない外国の人がこのスレッドを観れば、
日本の文字であることは知識としてあるかもしれないが、
どこに対立がありどこに「色の違い」があるのかは理解できない。
ただ、日本の文字らしいものが、調和として目に映るだけである。

だから一段、さらに一段、抽象的な視点で物事を観ていくと
どんどん調和されていき、最終的には必ず「無」にたどり着く。

山田町にいる。東京にいる。日本にいる。アジアにいる。地球にいる。太陽系にいる。
これはどれでも同じ意味を指しているが、細かな「内容」がどんどん破棄されていき
抽象化=調和していくのが理解できるだろう。最上階にあるのはワンネスだ。

つまり「概念」は分離の象徴であり、仏陀のいう「苦」以外のなにものでもない。
ちなみに、「幸福」というそれ自体も概念である。だから幸福すらも苦なのである。
行き着いた先には、幸福すらもない。だから至福の世界なのだ。


753:名無しさん投稿日:2013/06/14(金)21:28:33.40ID:gF9MI9z/[10/19回]

はい、次は時間について語ろう。時間は存在していない。

わかりやすい例として、あなたが最近読み始めた漫画があるとする。
面白くて読みふけるあなた。
主人公が様々な四苦八苦し、山あり谷ありの展開を乗り越え
期待や不安に「この後どうなるんだ!?」と目が離せない。
感情移入が高ければ高いほど、どっぷりその漫画の世界にのめり込む。
そして最終話がやってくる。すべての物語が決着し、その漫画の最後のページを閉じる。

さてしばらしくて、あなたはまた同じ漫画を読み始めた。
最終話も物語のオチを知っているあなたは、
どんな意識で「様々な展開に四苦八苦」している主人公を観ているだろうか?
結末を知っている状態で、まだそこに至っていない主人公や物語を観ている。
つまりすべて内包した世界を時間の概念を飛び越えて認識しているのだ。

主人公が苦悩しているシーンを読んでいても結末を知っているあなたは
「そうそう、ここで苦しむんだな、でも大丈夫なんだよね」と
初見の時とは違う意識で捉えることだろう。
つまり常に安心しているのだ。

これをそのままあなたの人生に置き換えて考えてみてほしい。
今日のあなたは昨日までの結末を知っている。
3ヶ月前でも昨日でも、5年前でもまるで夢の中のような記憶があるだろう。
それらは過ぎている。夢のようではなく、本当に夢なのだ。
だからあなたがいまいるそこも、夢の中なのだ。理解できるかな。

今日のあなたが過去のあなたをすべて内包しているわけで、つまりノンリニアだ。
記憶の連続性により錯覚しがちな「時間」は実は存在していないことになる。

あなたが花瓶を買ってきて、窓際に飾っていたが、落として割れて、いまはない。
そこにはなにもないが、あるのだ。


755:名無しさん投稿日:2013/06/14(金)21:41:19.57ID:gF9MI9z/[11/19回]

無から生まれ無へ消える。
本当にあったのか?
本当にないのか?

どちらでもない。そういうことを探しても無駄だ。
海の中で「海はどこにある?」と探しているかのよう。
だがいったん気付けば、もの凄く単純なものである。

目の前にパソコンやティッシュがあっても、それらが本当は何なのか、誰もわからない。
以前も書いたが、外的に付与される幾多の概念の組合わさりにより
「内容」を認識するが、それ自体を指し示してはいない。
それらは「無」であるがゆえ、本質はないのだ。
森羅万象、すべては無である。
生物も、感情も思考も、ないのではなく、無なのである。

あと、金持ちや恋愛にこだわる人が多いがあきらめなさい。
あきらめれば、いずれ手にしている。
どういう意味かは、実際にそれを体験すればわかる。

嘘でもなければ、なんとか体験でもない。リアルな話だよ。

無限の富の意味もわかるだろう。
たぶん今の認識で理解しているものとはかけ離れていると思うが
最高の満足を得られることは間違いない。


756:名無しさん投稿日:2013/06/14(金)21:51:58.22ID:gF9MI9z/[12/19回]

最後に伝えておくが、昨日も書いたように
どんな状態でも「それこそがあなたの人生!」だ。

これも文章では非常に伝えにくいが、すべてあなたなのだ。
通り過ぎる車も、やかましいファミレスの若者も、
テレビの可愛いアイドルも、ギターも服も、資産家も政治家も、
それら「概念」があなたの認識世界の中で組合わさり、
重なり合った「隙間」こそが、あなたなのだ。
要は、それらがあなたである。

たくさん眠りたい!もっと寝たい!それが夢だ!
という人は、たくさん睡眠できること、に視点が行きがちだが
実際は、眠りたくなるような疲れる毎日があるからこそ、眠りたいのだ。
ラーメン好きも、ラーメン以外のものも食べているから、ラーメンが好きなのだ。
「それ」は「それ以外」で構成されいる。
暑いは寒いがなければ存在できない。

これが「あなた」とは普段自分と思っている以外のすべて、ということである。
一元論がどうこうと主張する人が多いが、
一元論が存在するためには、それ以外が必要だ。

だがそれらもしょせん「概念」を超えることができず、
実際は、どちらもなく、ただそれがあるだけなのである。
だが単一では「それ」を認識できないから、我々は夢を見ている。(見さされている)

1-1=0
あなたの見ている世界のすべては、あなたを通して、初めてその世界を認識できる。
だからあなたは生まれたのだ。そのためにあなたはいるのだよ。


757:名無しさん投稿日:2013/06/14(金)21:57:49.80ID:MbDqpmYa[7/8回]

>>755
主観的に言えば、この世界は、アハ体験という気づき(理解)で成り立ってるのかなと。
五感に感じた全てが、気づきだと思うわけです。

そうじゃないと、「視れども見えず、聴けども聞こえず」状態で、

物事の認識が出来ないと思うからです。
しかし、物事への気づきの深さも然りですが、行為をしているこの
「私(自己アイデンティティ)」に気づいていることこそ第一かと。
この「私」こそエゴの基盤であり、全てがここから生じているわけでしょう。

そしてこの「私」を自覚してる状態が、
貴方が思ってるかも知れない有意識状態だと、勝手に想像してるわけです。
貴方が言ってる、もっと自分の体に意識を向けることも、これへの方便かと。

そしてまた貴方のこのレスを見ているのもまた「私」でしょう。
自分は、常にこの気づき(自己観照)状態を保っていようとしてるわけです。
これがつまり、アハ体験をするための、アハ体質づくりではないかと、
そのように偏見してる次第ですハイ(爆汗)



758:名無しさん投稿日:2013/06/14(金)22:02:34.27ID:gF9MI9z/[13/19回]

>>757
ああ、その通りだ。

私という存在を見て、なんらかの概念を持つだろう。
その概念こそが、隙間であり、あなたを構成しているパーツのひとつだ。

あなたの部屋の明るさ、気温、音、物体、すべてにあなたは意識を向けたとたんに概念を持つ。
だが概念は「それ」を指し示しておらず、単なるあなたの「印象」だ。
つまり、そういうありもしない幻で我々は構成されている。


759:名無しさん投稿日:2013/06/14(金)22:04:13.59ID:gF9MI9z/[14/19回]

体に意識を向けることで、概念を持たずに「それ」を「感じる」ことができる。
つまりパソコンと言われるものを「パソコン」とは認識せずに、
「それ」を感じることができるのだ。


760:名無しさん投稿日:2013/06/14(金)22:23:53.93ID:MbDqpmYa[8/8回]

>>759
有難うございます。
このような話を聴くには、今までの観念(エゴ・思考)が邪魔になると思います。
でも、その雑念なる観念(思考・エゴ)が身を引いた時(悟りの状態?)、
自然と話の流れに身を置いてるのだと思うわけです。

このことを中村天風と言う人は、自覚正念と言ってるようです。
それは「意識が明瞭な状態で、一切の雑念がカットされて本来の知恵が発露し、
そしてリラックスしながら高度に集中している状態」とか!?
だからつまり、本当に聞いたなら、それは目覚めたと言う事になるんだと思います(汗)
何度も繰り返し読む必要がありそうです(爆汗)



761:名無しさん投稿日:2013/06/14(金)22:33:09.64ID:gF9MI9z/[15/19回]

>>760
本当に聞くもなにも、「それら」は常にあなたの周りにあるよ。
概念レベルならば「それ」をどう観るか、ということになる。
まあ、貧乏でも幸せと感じる人もいるし、金持ちでも苦しいと感じている人も多い。
結局は「それ自体」が何かを生み出しているわけではなく、
すべては切っても切れない「概念」に支配されてしまう。

だが概念は変容できるものだから、都合良く解釈していればいいんじゃないかな。
結局は、こういう精神世界の話は忘れてしまうに限るのだ。
そして、瞬間瞬間に訪れるすべてを感じきりながら生きることで
永続した充実感を得られるだろう。


763:名無しさん投稿日:2013/06/14(金)22:45:29.43ID:auGriPLe[1/5回]

なんか毎日書き込んでる人がいるけど、
上から目線で説教されてるみたいで気分悪い、、、

でも、こういう気持ちになったときこそ、プロセスをする機会だよね。
おかげで、自分の卵を割るきっかけになったんだし。

この幻想を創った自分にありがとう。
きっかけをくれたあなたにありがとう。
そのプロセスにありがとう。

あまりにリアルな幻想だから、ついつい引き込まれそうになったよ!笑



766:名無しさん投稿日:2013/06/14(金)22:54:26.74ID:gF9MI9z/[16/19回]

>>763
「書き方」に印象を持つこそ概念の象徴たるものだな。

アインシュタインに上から目線で理論を説かれるのと
満員電車の座席で寝転んでる学生に上から目線で文句を言われるのでは何が違うのか。

つまり、アインシュタインも学生も、私も「それら」は何も力を持たない。
あなたが作り出した概念により、あなたは振り回されているのだ。
そう、いまこそプロセスだ。

体を意識するのもいいよ。


767:名無しさん投稿日:2013/06/14(金)23:01:48.37ID:auGriPLe[3/5回]

>>766
前半2段落の意味がよくわからん、、、
中学生にもわかるように三行でオナシャス。
オレは簡単に説明してもらうのが好きなんだよw



768:名無しさん投稿日:2013/06/14(金)23:05:21.20ID:gF9MI9z/[17/19回]

OK。

つまり、誰かが何かを話している、それだけのことなのに
あなたは、その人の「話し方」「態度」「肩書き」により
印象を作り上げている。それが苦しみを生んでいるんだよ。

プロセスとは、そういう「印象」=「概念」を客観的に観ることで
本来の「それ」を「感じる」ことが可能になる。

それを続けていると、いかに自分が「印象」で世界を判断し
その作り上げた枠組みの中で苦しみ続けていたかを気付くことができる。


771:名無しさん投稿日:2013/06/14(金)23:29:44.75ID:gF9MI9z/[18/19回]

>>767
付け加えておくが、概念を持ってしまっているあなたに罪は無い。
こういう話をしよう。

ある人が幼少時代、赤い下着を着けていたことでイジメに遭い、
顔が四角いという理由で異性から笑われた。

その人がいま、郵便ポストに怒鳴り散らしている。
その人からすれば切実な拒絶反応だ。
だが、周りから観ればクレイジーである。これが概念の愚かさだ。
だがその人に罪は無く、その人の「記憶」=「概念の元ネタ」による支配であることがわかる。

誰かにイラ立つとき、その誰かの言動なりに
過去に嫌な思いをした記憶が蘇らされるからである。
つまり、その目の前にいる誰かは何も悪くない。

マネゲのプロセスでいう本来の自分とは、単に自分のことである。
すべてデッチ上げというのは、自分で作り上げた概念に振り回されているから、ということである。
だから世界は自分なのだ。

じゃあ、それら概念を取っ払えばどうなるのか。
いや、五感がある以上概念は取っ払えないから(五感の認識自体が概念である)、
概念を都合の良いように変えればいい=世界は自在に変えられる。

ただそれだけのことだ。


772:名無しさん投稿日:2013/06/14(金)23:43:42.25ID:auGriPLe[4/5回]

>>771
うん、言っていることはよくわかるよ。
自分がストーリーを作ってて、それがなければ自由になるってことだよね。

でもオレが違和感を感じるのは、
なんか押し付けられてる感じがするってことなんだよね。
ぶっちゃけると、なんとなくかすかなエゴの香りがして気持ち悪いの。

それが自分の中にあるエゴのせいだというのは頭で理解してるんだけど、
きっとそれをハートで理解できてないんだろうね。

ごちゃごちゃ考えてたら、なんか眠くなってきちゃったww



773:名無しさん投稿日:2013/06/14(金)23:50:05.75ID:gF9MI9z/[19/19回]

>なんか押し付けられてる感じがするってことなんだよね。
ぶっちゃけると、なんとなくかすかなエゴの香りがして気持ち悪いの。

自分で押し付けていることに、早く気付きなさい。
あなたから見えている私は存在していない。
でもあなたには、あなただけの「私」が見えているだろう。

そのまま生きていくのも良い。
何か変えたくなったら変えてみても良い。

マネーゲーム本の著者も、
その他のスピリチュアルな伝道者も、
「金儲け」が交わることで、誰もが印象を変えてしまう。
この意味に早く気付きなさい。

すべては、あなたがたのために、ただ存在しているのに、
あなたがたが、すべて灰にしてしまっているのだよ。


774:名無しさん投稿日:2013/06/14(金)23:53:05.06ID:UE6pTVVn[12/12回]

実際のところプロセスの目的は物事の価値を作ってる観念の崩壊を促すものだと思うけどね。
全ての幻想である観念を崩壊させる事により結果的に
「実在」に辿り着くというのが作者のやりたい事ではなかろうか。

「実在」というのはヨガでの呼び方で、
「本来の自己」であり、仏教では「空」、老子は「タオ」と呼ばれるものです。



776:名無しさん投稿日:2013/06/15(土)00:01:53.26ID:rEcgG32Q[1/20回]

>>774
その通りだが、現実的には概念は崩壊できない。脳=五感は概念を認識する器官だからだ。
認識が消えてしまうということになる。それは確かにあなたのいう「空」や「タオ」である。
だがそれだと、あなた自体も概念であるがゆえに消失する。
熟睡中は感情も思考も記憶もないのに、心臓も動いておれば呼吸もしている。
それが境地である。

だが、そうなりたいのか? つまり脳死状態だ。
いずれ死という、安楽の境地に至るわけであり、概念の完全崩壊はその時に任せよう。
幻想の世界で生きているならば、幻想を大いに楽しむ=概念を都合良く書き換えることが
ベストだと、私は思う。


775:名無しさん投稿日:2013/06/14(金)23:59:06.48ID:auGriPLe[5/5回]

>>773
そうそう、自分でおしつけてるんだよね。
まったくそのとおりで、いっさいの異論はございません。
オレは今までの人生でずっとそれで苦しんできたし、
そこから成長したいと考えているんだよ。



777:名無しさん投稿日:2013/06/15(土)00:04:33.79ID:rEcgG32Q[2/20回]

>>775
よろしい。
成長したい、つまり現状の自分=世界を変えたいわけだよね。

ならば、印象で判断しない。
あなたはそれだけで一気に昇華できるよ。

私もあなたと関わることで学べた。
こうして、ここで出会えて光栄です。ありがとう。


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